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開発者向けGrok API

Grok APIの料金:トークン、ツール、メディアの料金をひとまとめに

APIで公開されているGrokモデルの全料金に加え、実際の支払額を左右する割引、追加料金、長いコンテキストのルールを解説します。

確認日 2026年10月18日執筆 GrokMag編集部独立系 · SpaceXSI、xAI、Xとは提携していません
結論

grok-4.7とgrok-4.6は100万トークンあたり入力$2、キャッシュ$0.50、出力$6です。grok-4.3は$1.25/$2.50でウィンドウは100万トークン、grok-build-0.1が$1/$2で最も安価です。20万トークン以上のプロンプトは2倍の料金で課金されます。バッチでは20%安くなりますが、対象はgrok-4.3とgrok-4.20のみです。

テキストモデルの料金

SpaceXSI(旧xAI)は、テキストモデルを100万トークンあたりで価格設定しており、新規入力、キャッシュ入力、出力でそれぞれ料金が異なります。プロンプトが20万トークンに達すると、長いコンテキストの料金が適用されます。

モデルコンテキスト入力キャッシュ入力出力長いコンテキスト(入力/キャッシュ/出力)
grok-4.7500k$2.00$0.50$6.00$4.00 / $1.00 / $12.00
grok-4.6500k$2.00$0.50$6.00$4.00 / $1.00 / $12.00
grok-4.5500k$2.00$0.30$6.00$4.00 / $0.60 / $12.00
grok-4.31M$1.25$0.20$2.50$2.50 / $0.40 / $5.00
grok-4.20-0309(reasoning、non-reasoning、multi-agent)1M$1.25$0.20$2.50$2.50 / $0.40 / $5.00
grok-build-0.1256k$1.00$0.20$2.00$2.00 / $0.40 / $4.00

現行で最も安いテキストモデルは、コーディング向けのgrok-build-0.1です。一般的な用途なら、grok-4.3とgrok-4.20のモデルは出力料金がフラッグシップの半分以下で、100万トークンのウィンドウを備えています。Grok 4.7 Fastは公開APIでは販売されていません。

料金の推移:VentureBeatは2026年5月、Grok 4.3が$1.25/$2.50で公開された時点でGrok 4.2は$2/$6だったと報じました。現在grok-4.20のモデルは$1.25/$2.50で掲載されており、その後値下げされたことがうかがえます。

長いコンテキストとキャッシュの料金の仕組み

ほとんどの請求額は、2つのルールで決まります。

  • 20万トークンのしきい値はリクエスト全体に適用されます。プロンプトが20万トークンに達すると、20万を超えた部分だけでなく、そのリクエストのすべてのトークンに長いコンテキストの料金が適用されます。
  • キャッシュ入力はずっと安くなります。grok-4.7では、キャッシュ入力は$2.00ではなく$0.50です。SpaceXSIはprompt_cache_keyまたはx-grok-conv-idヘッダーの設定を強く推奨しています。設定しないと、キャッシュのないサーバーにリクエストが届き、入力料金を満額支払うことになる場合があります。

grok-4.7での2つの計算例

入力10万トークン、出力1万トークンのリクエストは、入力が約$0.20、出力が$0.06で、合計$0.26です。

入力25万トークン、出力5,000トークンのリクエストはしきい値を超えます。入力が約$1.00、出力が$0.06で、合計$1.06です。これらの数字はキャッシュトークンがない前提です。

出力量も重要です。Artificial Analysisのテストでは、Grok 4.7はタスクあたり約8万1,000の出力トークンを使い、Grok 4.6は3万8,000でした。推論トークンも請求額に含まれます。

もうひとつの料金:生成前に利用規約違反としてフラグが立ったリクエストは、1件あたり$0.05かかります。

バッチ、優先処理、米国エンドポイント

オプション料金への影響対象
Batch API入力、出力、キャッシュ、推論トークンが20%オフgrok-4.3と3つのgrok-4.20-0309モデルのみ
優先処理(service_tier)標準料金の2倍テキストモデル。画像、動画、バッチは対象外
米国エンドポイント(us.api.x.ai)グローバル料金の1.1倍grok-4.7とgrok-4.6のみ

バッチ呼び出しはレート制限にもカウントされません。バッチで送った画像と動画は標準料金で課金されます。

米国エンドポイントでは、grok-4.7は入力$2.20、キャッシュ$0.55、出力$6.60で、20万トークンを超えると$4.40、$1.10、$13.20です。

ツール呼び出しの料金

内蔵ツールは、モデルが使うトークンとは別に課金されます。

ツール料金
Web Search(Image Searchも同額)1,000回あたり$5
X Search1,000投稿あたり$5、1,000プロフィールあたり$10
Code Execution1,000回あたり$5
File attachment search1,000回あたり$5
Collections Search(RAG)1,000回あたり$2.50
view_image、view_x_video、Remote MCPトークン料金のみ

X Searchは返された項目ごとに課金され、親投稿や引用投稿も含まれます。長いスレッドを取り込む検索では、結果の件数から想像するよりも費用がかさむことがあります。

画像、動画、音声の料金

モデル料金
grok-imagine-image-2.01枚あたり$0.04〜$0.08
grok-imagine-image1枚あたり$0.02
grok-imagine-image-quality(2026年11月2日廃止)1枚あたり$0.05〜$0.07
grok-imagine-video-1.51秒あたり$0.08(480p)、$0.14(720p)、$0.25(1080p)
grok-imagine-video-1.5-lite1秒あたり$0.02(480p)、$0.03(720p)、$0.14(1080p)
grok-imagine-video1秒あたり$0.05(480p)、$0.07(720p)
grok-voice-3.0(音声対音声)1分あたり$0.08(1時間あたり$4.80)
音声認識1時間あたり$0.10(REST)、$0.20(ストリーミング)
音声合成100万文字あたり$15

確認時点では、SpaceXSIのページで音声の表の一部が文字化けしており、VentureBeatは5月に、より安い音声合成の料金を報じていました。音声の料金はコンソールで確認してください。モデルの詳細はGrok ImagineとGrok Voice APIをご覧ください。

ストレージと請求の基本

  • Files:1GiBあたり1日$0.025。
  • Collections:1GiBあたり1日$0.10。
  • ダウンロード:1GiBあたり$0.20。

請求はデフォルトで前払い制で、クレジットがなくなるとリクエストは止まります。自動チャージの最低額は$5で、請求書払いは営業への申し込みが必要です。公式ページには登録時の無料クレジットの記載はありません。一般消費者向けについてはGrokは無料?を、セットアップ手順はGrok APIの概要をご覧ください。

よくある質問

Grok APIの料金は100万トークンあたりいくら?

モデルによります。grok-4.7は入力100万トークンあたり$2、出力100万トークンあたり$6です。grok-4.3は$1.25と$2.50です。20万トークン以上の長いプロンプトは2倍の料金になります。

Grok APIにバッチ割引はある?

はい、20%オフです。ただし対象はgrok-4.3と3つのgrok-4.20-0309モデルのみです。バッチ呼び出しはレート制限にもカウントされません。

Grok APIの利用はThe X Subscriptionに含まれる?

x.aiの料金ページではPlusプランの項目にGrok APIアクセスが記載されていますが、API利用は別途請求されるとも書かれています。SpaceXSIは両者の関係を説明していないため、コンソールのクレジット分の予算を見込んでおきましょう。

Grok APIの請求額が予想より高かったのはなぜ?

よくある原因は、20万トークンの長いコンテキストのしきい値を超えた、prompt_cache_keyを設定しておらずキャッシュが効かなかった、推論トークンが多かった、X Searchが引用投稿も含めて返された項目ごとに課金された、などです。