CursorでのGrok:モデル、料金、プランで使える機能
Cursorで使えるGrokモデル、共有の週間利用枠の仕組み、PlusとPremiumで変わること、そしてOpenAIのCursor撤退が意味することを解説します。
CursorではGrok 4.7、4.6、4.5が使え、それぞれにFast版があります。共有の週間利用枠を使い切ると、Grok 4.7は100万トークンあたり入力$2、出力$6です。Plus($8)ではGrokは固定設定で動き、Fastモードと推論レベルの調整にはPremium($30)以上が必要です。Grok 4.7 FastはCursorとGrok Buildでのみ利用できます。
CursorのGrokモデルと料金
AIコードエディターのCursorは、現在Grokと同じ企業の一部です。SpaceXによるCursorの買収は2026年8月14日に完了しました。SpaceXSI(旧xAI)とCursorの協力関係はそれ以前からあります。Grok Code Fast 1は2025年8月にCursorをパートナーとして公開され、SpaceXSIはGrok 4.5を「Cursorとともにトレーニングした」と述べています。
2026年10月18日時点で、CursorはGrok 4.7、Grok 4.6、Grok 4.5を、それぞれ標準版とFast版で提供しています。CursorでのGrok 4.7の料金は次のとおりです。
| Cursorのモデル | 入力 | キャッシュ読み取り | 出力 |
|---|---|---|---|
| Grok 4.7 | $2.00 | $0.50 | $6.00 |
| Grok 4.7 Fast | $4.00 | $1.00 | $12.00 |
| Grok 4.7 500k | $4.00 | $1.00 | $12.00 |
| Grok 4.7 500k Fast | $6.00 | $1.50 | $18.00 |
料金は100万トークンあたりの米ドルです。Grok 4.6と4.5の料金はCursorの料金ページに掲載されています。モデルの仕様はGrok 4.7ガイドをご覧ください。
共有の週間利用枠
上記のトークン単価は、ほとんどの契約者が日々支払う金額ではありません。The X Subscriptionでは、CursorのGrokモデルは、GrokアプリやXのGrokタブと共有するひとつの週間利用枠から消費されます。同じ枠でCursor独自のComposer 2.5モデルもカバーされます。
- 利用枠内:CursorでのGrokの利用に追加料金はかかりません。
- 利用枠を使い切った後:トークン単価が適用され、前払いのクレジットから支払われます。自動チャージと月間上限の設定は任意です。
- サードパーティのモデル:ClaudeやGPTなど、Cursor内のGrok以外のモデルは利用枠の対象外で、最初の利用からAPIの定価で課金されます。
利用枠は共有されているため、Cursorで長時間コーディングすると、その週にGrokチャット、Grok Build、その他のGrok製品で使える分が減ります。SpaceXSIは利用枠の大きさを絶対値で公表していません。
CursorでのPlusとPremiumの違い
選ぶプランによって、使える量だけでなく、CursorでのGrokの動作そのものが変わります。
| 設定 | Plus($8) | Premium($30)以上 |
|---|---|---|
| Fastモード | オフ(固定) | 利用可能。Fastがデフォルトの速度 |
| 推論レベル | medium固定 | 調整可能 |
| Grok 4.7のコンテキスト | 25万6,000トークン(固定) | 標準は25万6,000トークン。50万トークンのモデルも掲載 |
| 利用枠 | 基本の利用枠 | Plusの4倍(Premium)、15倍(Super)、50倍(Ultra) |
旧Cursor Pro、Pro+、Ultraの契約者も引き続きFastモードを使えます。なお、Cursorの旧UltraプランとThe X SubscriptionのUltraプランはどちらも$200ですが、別のプランです。各プランの詳しい比較は、Grok Botの料金ガイドと無料と有料の比較ガイドをご覧ください。
Grok 4.7 Fast:CursorとGrok Buildのみ
Grok 4.7 Fastは、Grok 4.7と同じモデルを、より高速なインフラで提供するものです。SpaceXSIによると、出力速度はおよそ2倍で料金も2倍、長いコンテキストのリクエストでは1.5倍です。
利用できるのはCursorとGrok Buildだけです。公開APIでは提供されておらず、Grok Buildの無料プランにも含まれません。Cursorでオンにするには、Fastが維持される旧プランを除き、Premium以上が必要です。
コンテキストウィンドウと長いプロンプトの料金
Grok 4.7は、CursorとSpaceXSIのAPIで動作が異なるため、コストの見積もりで混乱しやすくなっています。
- Cursor:標準ウィンドウは25万6,000トークン、最大50万トークン。25万6,000トークンを超えた分は2倍(Fastでは3倍)で課金されます。
- SpaceXSI API:ウィンドウは50万トークン。長いコンテキストの料金は20万トークンから適用され、リクエスト全体の料金が2倍になります。
ワークフローをCursorからAPIへ、またはその逆へ移す場合は、コストを見直しましょう。
OpenAIがCursorでのモデル提供を終了
2026年8月28日、OpenAIはSpaceXによる買収を受けて、Cursorへのモデル提供を停止すると発表しました。提案されている停止日は2026年11月12日で、OpenAIは今後のOpenAIモデルをCursorに提供しないとしています。
現在CursorでGPTモデルを使っているなら、その日に備えて計画を立てましょう。自社製のGrokモデルが当然の代替候補であり、Cursorには他のサードパーティのモデルも引き続き掲載されています。2つのモデルファミリーの全体的な比較はGrok vs ChatGPTをご覧ください。
同じGrokモデルをターミナルで使いたい? Grok Buildをインストールしましょう。
よくある質問
CursorでGrokは無料?
The X Subscriptionでは、CursorでのGrokの利用は共有の週間利用枠から差し引かれるため、枠を使い切るまで追加料金はかかりません。その後はトークン単価が適用されます。
CursorでGrokのFastモードを使うには?
FastモードにはPremiumプラン($30)以上が必要です。旧Cursor Pro、Pro+、Ultraプランでも使えます。PlusではFastはオフです。
Cursor以外でGrok 4.7 Fastは使える?
Grok Buildでのみ使えます。公開APIでは提供されていません。
OpenAIのモデルはいつCursorからなくなる?
OpenAIは停止日として2026年11月12日を提案しており、今後のOpenAIモデルはCursorに提供しないとしています。
- Cursor:モデルと料金(2026年10月18日取得)
- Cursor:Grok 4.7(2026年10月18日取得)
- SpaceXSIドキュメント:Grok 4.7(2026年10月18日取得)
- SpaceXSI APIの料金(2026年10月18日取得)
- SpaceXSI:Grok 4.7の発表(2026年9月21日)
- SpaceXSI:X Subscriptionの料金ドキュメント(2026年10月18日取得)
- X Subscriptionの料金(2026年10月18日取得)
- Cursorヘルプ:プランと利用量(2026年10月18日取得)
- Cursorフォーラム:Introducing the X Subscription(2026年10月12日)
- SpaceXSI:Grok 4.5の発表(2026年7月)
- xAI:Grok Code Fast 1(2025年8月)
- Wikipedia:SpaceXAI(2026年10月18日取得)
- OpenAI:Cursorに関する当社の決定(2026年8月28日)