Grok BuildをmacOS、Linux、Windowsに2分でインストール
公式のインストールコマンド、初回サインイン、アップデート、CI用のAPIキー、設定ファイル、よくある問題の対処法を解説します。
Grok Buildをインストールするには、macOSまたはLinuxではcurl -fsSL https://x.ai/cli/install.sh | bashを、Windows PowerShellではirm https://x.ai/cli/install.ps1 | iexを実行します。その後、プロジェクトフォルダーでgrokを実行し、ブラウザーからサインインします。CIでは代わりにXAI_API_KEYを設定します。
インストールの前に
Grok BuildはSpaceXSI(旧xAI)のターミナルアプリです。macOS、Linux、Windows向けのビルド済みバイナリが用意されています。必要なものは次のとおりです。
- ターミナル:macOSならTerminalかiTerm、Linuxなら任意のシェル、WindowsならPowerShellかGit Bash。
- 初回サインイン用のWebブラウザー。サーバーにセットアップする場合はAPIキー。
- アカウント。Grok Buildは無料で試せ、The X SubscriptionのPlusプラン(月額$8)以上で利用枠が増えます。
インストールコマンド
- macOS、Linux、Git Bash:
curl -fsSL https://x.ai/cli/install.sh | bashを実行 - Windows PowerShell:
irm https://x.ai/cli/install.ps1 | iexを実行 - 動作確認:
grok --versionを実行します。バージョン番号が表示されれば、インストールは成功です。
どちらのコマンドも、Grok Buildの公式ページとGitHubリポジトリに記載されているものです。サードパーティのセットアップガイドによると、インストーラーはプログラムを~/.grok/binに配置します。
開発者はソースからビルドすることもできます。その場合、Rustツールチェーン(rustupでインストールしバージョンを固定)、DotSlash(cargo install dotslash)、protocが必要です。サポートされているビルド環境はmacOSとLinuxです。Windowsでのビルドは「ベストエフォート」なので、Windowsユーザーはビルド済みバイナリを使いましょう。
初回起動とサインイン
- ホームフォルダーではなく、プロジェクトフォルダーでターミナルを開きます。
grokを実行します。- サインイン用のブラウザーウィンドウが開きます。通常はgrok.comです。
- サインインすると、ターミナルのインターフェースが起動します。認証情報は
~/.grok/auth.jsonに保存されます。
プロジェクトフォルダーが重要な理由:2026年7月、Grok Buildを実行すると、カレントディレクトリ全体が同社のクラウドストレージにアップロードされる場合がありました。SpaceXSIは同日中にこれを無効化し、現在のBuildは完全にローカルで動かせるとしています。それでも、エージェントは実行した場所のファイルを読み書きできるため、プロジェクトフォルダーで起動するほうが安全な習慣です。
Grok Buildはデフォルトでプランモードを使います。計画を提案し、あなたが承認するまで編集は行いません。
アップデートとセットアップの確認
grok update:Grok Buildを最新バージョンに更新します。grok doctor:ターミナルのセットアップを確認し、問題を報告します。grok --version:インストールされているバージョンを表示します。
こまめに更新しましょう。SpaceXSIは機能をすばやく追加しており、Grok 4.7などの新モデルはリリース当日にGrok Buildで使えるようになります。
CIでAPIキーを使う
ビルドサーバーではブラウザーでのサインインが使えません。CIでは代わりにXAI_API_KEY環境変数を設定し、スクリプトやパイプライン向けのヘッドレスモードを使います。
- console.x.aiでアカウントを作成します。
- クレジットをチャージします。APIは前払い制で、クレジットがなくなるとリクエストは拒否されます。
- API Keysページでキーを生成します。
- CIシステムにシークレットとして保存し、
XAI_API_KEYとして渡します。
APIキー経由の利用は、サブスクリプションの利用枠ではなくAPI料金で課金されます。grok-build-0.1モデルは、入力100万トークンあたり$1、出力100万トークンあたり$2です。
設定ファイルと権限
Grok Buildは設定を~/.grok/config.tomlに保存します。Linear、Sentry、Postgresなどのツールと接続するMCPサーバーもここで設定します。
プロジェクトごとの規約は、各ディレクトリのAGENTS.mdファイルに書きます。サードパーティのガイドでは、権限モードとしてdefault、acceptEdits、auto、dontAsk、bypassPermissions、planが挙げられています。便利なフラグには--worktree、--no-plan、--no-subagentsがあります。サンドボックス内でBuildを動かす場合を除き、bypassPermissionsは避けましょう。
よくある問題
- 「grok: command not found」:新しいターミナルを開いてシェルにパスを再読み込みさせ、
~/.grok/binがPATHに含まれているか確認します。 - 表示が崩れる:
grok doctorを実行して、ターミナルの対応状況を確認します。 - サインインのウィンドウが開かない:リモートマシンでは、代わりに
XAI_API_KEYを使います。 - APIキーが拒否される:コンソールのアカウントにクレジットがチャージされているか確認します。
- Grok 4.7 Fastが見当たらない:Fastは無料プランに含まれません。
- 利用枠を使い切った:有料プランでは、GrokチャットやCursorとひとつの週間利用枠を共有します。どこかで大量に使うと、他で使える分が減ります。
よくある質問
Grok BuildはnpmやHomebrewでインストールできる?
SpaceXSIは公式のnpmパッケージやHomebrewパッケージを掲載していません。公式のcurlまたはPowerShellのインストーラーを使いましょう。
Grok BuildはWindowsで使える?
はい。PowerShellコマンドでインストールします。Windows向けのビルド済みバイナリはありますが、Windowsでのソースからのビルドはベストエフォートです。
Grok Buildを更新するには?
grok updateを実行します。ターミナルのセットアップを確認するにはgrok doctorを実行します。
Grok Buildのインストールに有料プランは必要?
いいえ。SpaceXSIは無料で試せるとしています。月額$8からのThe X Subscriptionの有料プランで利用枠が増えます。Grok Buildの概要をご覧ください。
- SpaceXSI:Grok Build(2026年10月18日取得)
- GitHub:xai-org/grok-build(2026年10月18日取得)
- CodeAgentSwarm:Grok Buildの使い方、サードパーティのガイド(2026年10月18日取得)
- SpaceXSI APIクイックスタート(2026年10月18日取得)
- SpaceXSIコンソールの請求(2026年10月18日取得)
- SpaceXSI APIの料金(2026年10月18日取得)
- SpaceXSIドキュメント:Grok 4.7(2026年10月18日取得)
- X Subscriptionの料金(2026年10月18日取得)
- DevOps.comによるGrok Build公開の報道(2026年5月15日)
- Simon Willisonによるアップロード問題の解説(2026年7月15日)